Hump backの「拝啓、少年よ」を聴いてみよう。
関ジャム燃SHOWで売れっ子プロデューサーが本気で選んだ2018年のマイベスト10曲という企画をやってました。毎年観てますけど音楽家・プロデューサー目線での聴き方を紹介してくれるので新鮮でとても面白いです。
その中で僕が気になってるのが、Hump backというバンドです。
Hump Back(official) (@_humpback_) | Twitter
今年の夏頃にHump backは大きめのブースが出来ててフェスなどでも名前が上がるようになっていたので気になっていました。が、Apple Musicに配信されてなくて今回の放送までスルーしていました。
でまぁ、夏頃に出たCDに「拝啓、少年よ」という作品があるんですけど、僕はこの作品を皆さんにオススメしたい。
僕がオススメしたい理由の1つ目。
ジャケット。
昔から『ジャケ買い』という文化がありますけど、僕はそれをしちゃいそうになったくらいこのジャケットが良いと感じました。
そもそも僕はガガガSPとかサンボマスターとか銀杏BOYZとかの青春パンクが大好きなんですけども、そのテイストがガッチリ組み込まれているように感じた訳です。
少し荒削りなテキストで「拝啓、少年よ」と書き、青空の下少年が笑顔で走っている写真。
正直ジャケットの写真とタイトルだけで作品として成立しているように感じました。アホなので。
そして、僕がオススメしたい理由の2つ目。
楽曲の良さ。
そりゃそうやろ、って感じですけどそうやねん!!って言い返したくなる良さがありました。
イントロのリフから助走をつけて、間奏が始まった途端に最高のスタートを切る感じ。
そして1回目のサビ終わりのギターソロ。僕はここで「買うぅ!!」ってなったんですけど、もう青春パンク好きにはたまらない、どこかTHE BLUE HEARTSを意識したようなメロディラインがとにかくエモすぎる。そう感じましたね。
続いて私がオススメしたい理由の3つ目が、
歌詞。
ここまで来ると順番に紐解いてるだけなんですけどもまぁまぁ。
まずAメロの歌詞
夢はもう見ないのかい?
明日が怖いのかい?
諦めはついたかい?
馬鹿みたいに空がキレイだぜ
この歌詞は落ち込んで下を向いてくよくよしている人に語りかけてるように感じます。
上手い例えが見つからないですけど、僕は社会に出て2年目くらいに芸人やってる友達にこんなこと言われたらコンビ組んじゃいます。
そのくらい主人公感のあるセリフのように感じちゃいました。
涙が溢れないように上を向いて歩こう的な。
どこか負けた後悔を含んだ人に質問をしながら1行ごとに心を開かせて「前向いて進もうぜ」とポンと背中を押してるような、バカで無責任だけどカッコいい主人公の像が浮かびました。
ここの歌詞が本当に好きです。
サビの歌詞とかも超良いのできちんと見ながら聴いてみてください。
以上が僕がHump backの「拝啓、少年よ」を好きな理由でした。
MVも良いですよ〜
Hump Back - 「拝啓、少年よ」Music Video - YouTube
とりあえずエモいから聴け、それだけ。
おしまい