カフェという非日常体験
いいタイトルが思いつかねえ。
雑感ってつけるのやめようかなと思ってとりあえず付けないでおく。理由は特にないです。
今日は天気がパッとせず朝からずっと鬱だったので、柄にもなく本を買ってカフェで読んだりした。
普段は図書館や電車や公園で読むことが多いのだけど、非日常的なことをしてやるのさ!と燃えていたのでカフェを利用した。
(あと、『ナナメの夕暮れ』を読んで喫茶店で何かするという行為をやってみたかった)
カフェと言っても、スタバとか大衆的なところは騒がしくて好きではないのでいわゆる喫茶店。
定期圏内のそこまで発展してない駅でわざわざ降りてわざわざ5分くらい歩いて見つけた店に入った。それくらいしないと静寂を得られない気がするので。
入ってみると若い人が数人働いていて小忙しそうな雰囲気。
この嫌な予感は当たって、1時間くらい経ってからめちゃくちゃ店員に監視され始める。
ちなみに店内には僕ともう1人だけ。
席数も15はあったのでもうちょいゆっくりさせてくれてもいいのにと思った。
僕はここで負けたら思うツボだと思いながらも気まずさに耐えられずケーキを注文してしまった。
気の弱さをまた発揮してしまった。悔しい。
そこからは1時間弱掛けてチビチビつまみつつトータル2時間くらい読書して店を出た。
まぁ次はねぇなと思いつつ、店を出て歩いて思ったのだがマジで人通りがない。駅に繋がる大きな道路沿いに出るとようやくポツンポツン。
おそらく店主はこの辺りの静けさを気に入って店を出したんだろうけど、ケーキを頼むまでの眼光ギラギラタイムを見た限り、そんなことはとうに忘れて何かに取り憑かれてるような気がした。
なんかカフェ経営の回転率とかの本とかあるんだろうね。
店内に飾られてた自然をかたどった絵画もいつか巨大都市で人がうごめく絵に変わったりするんだろうか。
そう思うと店主が初心を取り戻すか気になってしまい、また行こっかなという気分になってしまった。
僕がカフェに求めてたのは静けさじゃなくて人間味だったのかなー。
おしまい